水の美味しさの定義を知ってあなたも水自慢しよう!

世界の水情報
こんにちは
UNICLEです。
 
日本の水道水って水質検査が厳しいから、安全に使えていますね。
しかし近年では、ミネラルウォーターやウォーターサーバー、浄水器など、
水道水以外の水を使う人が増えてるので、
水に関する人々の意識が高まってるように感じます。
 
 
余談ですが、unicleの浄水器は市販のミネラルウォーターより安価で
ウォーターサーバーより手軽に
安全で美味しい水をいつでもお使いして頂ける自信がありますw
 
 
話を戻しまして...
 
 
では、水のおいしさはどのように定義されているのか皆さんご存じですか?
 
   
水の美味しさの定義は、「成分のバランス」飲む際の条件」
左右されるといわれています。
 
 
水に味を感じるのはミネラルなどが溶け込んでいるためです。
 
 
例えば、湧き水がおいしいと感じられる事ってありますよね。
これは、長い年月をかけてろ過される水に適度なが溶けこんでいるからです
つまり、ミネラルは水をおいしくする上で欠かせない重要なポイントとなります。
 
 
水のおいしさを解明しようと厚生労働省が発足させた「おいしい水研究会」というのがあります。
この機関は「おいしい水研究会」は日本の水道水の現状と背景について調査を行うとともに、
水のおいしさや水質要件について研究・発表を行っています。
 
 
「おいしい水研究会」は、まず、日本国内の水質実態を調査し、
水のおいしさを決める以下の7要素を抽出しました。
 
水質項目 数値 項目の概要・水のおいしさへの影響
蒸発残留物 30~200mg/L 水に含まれる無機塩類(ミネラル)の総量を表し、数値が大きくなるほど水の苦味、渋味、塩味が増す
硬度 10~100mg/L 水に含まれるカルシウムやマグネシウムを炭酸カルシウムの量に換算した値をいい、適度に含むことで水のおいしさを保つ(少なすぎても多すぎてもおいしさを損なう)
遊離炭酸 3~30mg/L 水に含まれる炭酸ガスをいい、数値が大きいほど水の清涼感が増すが、大きすぎるとまろやかさが減る
過マンガン酸
カリウム消費量
3mg/L以下 過マンガン酸カリウム消費量の数値が大きい水ほど渋味のもととなる有機物が多い。
過マンガン酸カリウム消費量が多い場合、塩素消費量も大きくなりやすく、水の味を損ねやすい
臭気強度 3以下 水質汚濁や水の処理過程で発生する水の臭い(土臭、生ぐさ臭、腐敗臭など)をいい、数値が大きいほど水の味を悪くする
残留塩素 0.4mg/L以下 水道水中に残留する塩素量をいい、数値が大きくなるほどカルキ臭が増す
水温 最高20℃以下 他の項目で水のおいしさが損なわれることがあっても、水温を適度に低く保つことで水をおいしく飲むことができる
参照:厚生省(現厚生労働省)おいしい水研究会による「おいしい水の要件」(1985 年)
 
上表から、水質や水温など多くの要素をバランスよく保った水を「おいしい水」と呼べることがわかりますね。
 

 

おいしい水の特徴を簡単にまとめると

  • 適度な飲みごたえがある
  • 口当たりや喉越しが良くすっきりした後味
  • ミネラルのバランスがちょうど良い
  • 炭酸ガスや酸素による清涼感がある
  • カルキ臭などの嫌な臭いがしない
水のおいしさの要素は多く、上記のひとつでも欠けてしまうとおいしいとは感じにくくなってしまいます。
 
 
おいしいと感じる定義はあるものの、最終的においしさの感じ方は人によって異なるため、
一番おいしい水はこれ」と言いきることはできませんよね。
 

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